山行記録

白馬三山 2006年8月17日-20日

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各種データ
山名白馬岳(しろうまだけ)
日程2006年8月17日(木)-20日(日)
標高2932m(白馬岳)
歩行距離約17km
歩行時間
ルート 猿倉→大雪渓→白馬岳→杓子岳→鑓ヶ岳→鑓温泉→猿倉
形式マイカー/一般登山道・縦走
パーティー3人
地図 Yahoo!地図情報
メモ 今回は花の山、白馬を中心に白馬三山を歩く。テント泊だが、健脚なら1泊2日でも可能なコースを余裕をもって2泊3日。その分ゆっくり、花を眺めたり景色を見たり、食べたり飲んだり(笑)。

猿倉荘スタート地点となる猿倉荘。ここで登山届けを出してとっととしゅっぱ~つっ!宜候!
やっぱり久しぶりの重量で「お、重い・・・」
少しだけ登山道を歩いた後は、白馬尻小屋の少し手前までしばらく林道歩きが続く。林道
白馬尻小屋すでに相当疲れたんですけど。やばいんですけど!
ガスって白馬岳も見えない。これでここから大雪渓歩きとなるのか。
大雪渓。ここは軽アイゼンを装着。装着してたら雨が降ってきたじゃないですか。やめてくれ~い。レインコートもとりあえず上だけ装着。しばらくガスった雪渓歩きが続く。ところどころ岩が転がっている。落石のあとだ。雪渓での落石は音もなく突然で非常に怖いらしい。出会いたくないね。大雪渓
村営頂上宿舎下のお花畑大雪渓を抜けて1時間ほどいくと村営頂上宿舎直下のお花畑だ。これを見ると花の山だと実感する。写真だとまったく伝わらないだろうが一面高山植物が咲き乱れている。お花に詳しくなくてもこれを見たら素直に感動するよ。
村営頂上宿舎に到着。今日のテン場はこの裏手。実は結構このときばてばてだった。軽い頭痛で高山病の症状になりかけてた。こういうのはすぐに報告しないとだめだね。村営頂上宿舎
白馬岳頂上とりあずテントを張って、白馬岳に行くか行かないか。翌日は、朝から鑓温泉までのんびり下りたいから白馬は今日のうちに行っておけるならそうしておきたいから。ガスが微妙だったが結局行くことに。まったくガスガスで展望なし。
一人テントで休んでいればよかったのについていったせいで高山病の症状が悪化。ともかく飯食って早く寝るしかない。と思っていたら、女性隊員お手製のキュウリのサラダを食べてなぜか復活。ビタミンと水分補給でしょうかね?テント内で食事の準備
雲海!翌朝はご覧のとおりの快晴。雲海がすばらしい。まさしく海のように雲がどこまでも続いている。太陽に照らされて輝く雲の海。
振り返るといつも君が♪ではなく白馬岳がいる。稜線上から見ると見事なまでに非対称な山稜。富山県側の穏やかな風景と長野県側の切り立った崖。次に来るときは山頂からの大展望を楽しみたい。白馬岳
コマクサ杓子岳に向かう途中、山頂直下の登山道のわきにコマクサが一株だけ咲いている。一般的なコマクサの最盛期ではないが、雪解けや日照条件によってはこれぐらいの時期でも咲いているようだ。ついついカメラを手にとってしまう。人間の女王に勝手にカメラを向けたらパパラッチ。高山植物はそんな心配ないけれど登山道を外れるのは絶対にやめよう。
ガレ場を登っていく。かなり勾配がきついからゆっくり一歩一歩慎重に。自分の足元がどうのこうのよりも落石を引き起こさないように緊張感がいっぱい。こういうところは疲れる。杓子直下ガレ
杓子岳白馬三山の一つ、杓子岳に到着。下を見れば雪渓が見える。ちなみに大雪渓ではない。
杓子岳で小休止のあと次の目的地、白馬三山の一つ、鑓ヶ岳に向かう。槍ヶ岳と区別して白馬鑓と言われたりする。それなりに体力を消耗している状態でなかなかのアルバイトですよ。右方に視線を持っていくと槍、剣が遠く見ることができて少し嬉しい。鑓ヶ岳
白馬鑓からの眺め槍ヶ岳、剣岳方面。裏銀座ルート上の峰峰が凛々しい。
振り返ると君が、いや白馬岳がまだ見える。自分撮りパシャ!!白馬と私
大出原の下り唐松岳を眺めながら黒い屋根が印象的な天狗山荘方面に下りしばらく下る。しばらくすると白馬鑓温泉方面との分岐になるのでここを左に下る。このあたり一帯は大出原(オイデバラ)である。クルマユリ、ハクサンフウロ、キンポウゲなどが咲くお花畑だ。
せっかくなのでしばらく高山植物の同定に挑戦してみる。やったことないので自信なし。間違っていても保証(補償)しませんよ。あしからず

これは「ヨツバシオガマ」でしょうかね。

ヨツバシオガマ?
シナノキンバイ?シナノキンバイ?
不明。いきなりわからないよ。不明なお花
クルマユリクルマユリ。これは自信あり。というか間違えない。
勝手に「久留間由梨」さんと呼んでます。百合さんじゃないところがポイント。
これは、チャガエル。
茶色い色が貴重な・・・あれ?
チャガエル
鎖場鎖場・梯子場を下りつつ。
姉さん事件です。これもわかりません。不明
不明姉さん大事件です!!まったくわかりません。
ゼンテイカ。萎れかかってるけど。ゼンテイカ
バスで移動などとやってるうちに鑓温泉見えた!!長かった~。すれ違いの登りの人に聞くとここまで30分とか言ってたけど、下りでも30分以上かかってるんですけど。彼らもテントだったよなあ。みんな健脚?それともイジメ?
イジメナイデ by ゴボウ
ほいほいほい!到着~~~♪♪♪
今日のお宿、いやテントだけど、ここで一晩。ふぅ~。
期待してた冷えたりんごが売ってなかったのが残念。
鑓温泉
足湯鑓温泉というだけあって当然温泉なのですよ。足湯も。早速入ってみる。
そりゃ眠くもなる。寝る。いや寝るべきだ!ってな勢いで寝てみました。寝る。の図
盗撮?女性隊員の声を掛けられた顔を出したらぱしゃり。てか明らかに写ろうとしてるしねえ。
テントで体力回復を図る、の図。このあと当然やることもないので、飲んだり食べたり。いや食べたり飲んだりか?どっちだ。忘れた。体力回復
晴天!で、夜が明けた。今日も良い天気!!最高だ~!!
朝日に輝くテン場。出発の用意を整える。テン場
湯煙温泉の湯に雪渓が溶け出されて湯気がもわもわ。
もわわ~♪もわわ~♪ざわわ~♪
しばらくは雪渓の上を下る。天気が良すぎて相当日差しは暑いのだが、自然の雪渓クーラーが非常に爽やかな風を運んでくる。写真は登っているようにも見えるが微妙な下り。雪渓下り
雪渓横断これも写真では伝わらないが、谷筋の雪渓を横断する箇所。落石の巣にもなっていて非常に危険地帯。ここかは分からないが、この数日後に落石で死人が出たらしい。山は危険、という認識は絶対に忘れてはいけないと思う。どんなレベル、山域でも。
真っ青な空に思わず自分撮り、パシャリ!!
しつこい?
自分撮り
パーフェクト景色をまじめに撮ってみました。小さい写真でごめんなさい。被写体が完璧という意味で完璧な一枚。
「家が建てられるね」と誰かが言っていた。建つとは思うよ建つとは・・・広場
ゲージルート踏破率ゲージ。距離はわからないがとりあえず半分以上来たことはわかる。距離はわからないが・・・
何度も小さな小さ~な登り返しを繰り返しながら、ようやく初日に分岐した林道の地点まで戻ってきた。長かった。これ、テントかついで1泊2日はけっこう大変。間違いなく健脚コース。鑓温泉登山道入り口
猿倉山荘猿倉山荘。最後まで取っておいたカップラーメンを食す。塩気が体に染みる。
んーまい!
猿倉山荘下の駐車場。ここで着替えて温泉に向かう。駐車場
倉下の湯倉下の湯かな。倉の下湯じゃないよな。猿倉から程近く。白馬大橋を渡ってすぐのところ。程近くといっても車でね。
温泉の休憩コーナーからの一枚。八方のスキー場が見える。この日はパラグライダー?が沢山飛んでいた。明らかに女湯を上空から覗いてただろ!パラ
大黒大町方面に出て途中の大黒で町の定食屋に入る。運良くテレビがあって甲子園の決勝を見ることができた。今回のメンバーの中に早実出身者がいたため自然早実の応援に。帰りの高速でもずーっと気にしながら運転で、隣に乗ってる立場としては「安全運転おねがいね」って感じだったけどね。
優勝おめでとう!!

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