今日、8/26は、火山防災の日です。火山防災の日とは、明治44年に浅間山で日本初の火山観測所が設けられ、観測が始まった日です。
日本には、活火山が沢山あります。御嶽山や浅間山のように、近年も噴火し、活火山だということがよく知られている山もあれば、概ね過去一万年以内に噴火したとされてはいるものの、活火山だということが、あまり知られていない山もあります。
この特集では、関東周辺の登れる活火山を、山の会や筆者が登った山を中心に、ご紹介しようと思います。
まず最初にご紹介するのは、那須岳です。以下の写真は、山の会山行時の写真ではありませんが、三斗小屋温泉泊の登山などで、会でも登ったことがあります。那須茶臼岳、朝日岳、三本槍岳を、(足に自信が有れば)日帰りで縦走できます。お鉢巡りのできる茶臼岳では、火山らしい荒々しい雰囲気を感じられます。
また、最高峰である三本槍岳は、360°の展望が素晴らしく、安達太良、磐梯、更に遠く飯豊など、東北の名だたる山々を見晴らせます。
次にご紹介するのは日光男体山です。山の会では2022年6月18日に登りました。中禅寺湖から聳え立つような山容で、信仰の山です。登山口は、二荒山神社の中宮で、山頂には奥宮があります。
山頂近くは、剥き出しの地面が赤茶色で、火山の跡が感じられます。振り返ると、中禅寺湖の八丁出島も望め、展望の良い山です。
次にご紹介するのは、日光白根山です。日光湯元温泉に泊まれば、一泊二日で、男体山と両方登る計画もできます。
日光白根山で有名なのは、山頂から見下ろせる火口湖、五色沼です。晴れていると、エメラルドグリーンのような沼を見ることができます。
最後にご紹介するのは、榛名山です。榛名湖の外輪山として、榛名富士、烏帽子岳、掃部ヶ岳(かもんがたけ)など、幾つもの山々が連なっています。縦走もできますが、一つ、二つだけの山だけを選んで登ることもできます。
冬は、山頂から浅間山などの上信越県境の山々が雪を頂いて見えます。
余談ですが、伊香保の温泉に寄り道するのもおすすめです。
山の紹介は以上になります。火山情報をよく調べ、注意をした上で、火山に登ってみてはいかがでしょう。