各種データ | |
山名 | 三ツ峠山(みつとうげやま) |
日程 | 2003年7月5日(土) |
標高 | 1785m |
歩行距離 | 6km |
歩行時間 | 2時間30分 |
ルート | 三ツ峠登山口5:30→四季楽園6:35/6:40→(三ツ峠山)開運山6:50/9:00→御巣鷹山9:30→三ツ峠山荘下展望地9:45/10:05→三ツ峠登山口10:40 |
形式 | 車/日帰り/一般登山道・往復 |
パーティー | 青年山の会3名 |
地図 | Yahoo!地図情報 |
メモ | 前夜移動で現地仮眠の予定が、結局出発時間が遅れてほとんど徹夜状態で歩くことになった。しかし早朝ならではの美しい富士山を見ることができた。 |
天下茶屋まできたところでいったん車を止める。先客1名。やはりカメラを構えている。我々は記念撮影もそこそこに天下茶屋をあとにする。しかし久しぶりに美しい富士を見ることができた。
徹夜歩きではっきり言って気力ゼロ。登山口の広めの駐車場から登っていく林道と、脇に入っていく登山道とがある。結局すぐに合流するため林道を歩いていけばよい。それを知らない我々は、一生懸命登山道の入り口を探したが、通る人も少ないのか枝が茂っていて少しわかりずらくなっている。道も踏みあとが弱くなりかけてきているが、赤布を追っていけばすぐに林道に合流するため迷うことはないはずである。
山頂直下の屏風岩。ロッククライミングのメッカとして知られる。土曜日だったこともあってか、ヘルメットを被った人たちがアタックをしていた。
何度見ても飽きないのはなぜだろうか?しかし、もし大噴火でも起きればこの美しい眺めも過去のものとなってしまうかもしれない。我々は山に対して様様な思いを抱いているが、山は地球の地殻変動が作り出した造形であるということも忘れてならない事実である。というのは大げさだろうか。
頂上からの景色。方角からおそらく杓子山だと思われる。雲の高さよりも上に顔をのぞかせている。深田久弥が、百名山の基準にある程度の標高を求めたのもなるほどと思う。とはいえ、三ツ峠も杓子も1700m前後の山だ。今日は雲が低い。
富士山周辺の山に登れば、写真が富士ばかりになるのもやむなしであろうか。このあと御巣鷹の電波塔の方まで足を伸ばしたが、特に展望が良いわけでもなくぐるっと一回りして、木無山には向かわずに下山した。しかし、三ツ峠は開運、御巣鷹、木無の三山を総称しているわけで、改めて考えると引っかかるものがある。しかし、そのときは眠さからくる倦怠感で早く下山したい一心であった。
今まではたいてい日帰りで、出発時間もあまり早くなかったために下山後の温泉は入らないことが多かったが、今回はマイカーだったこともあり帰路途中の道志温泉に立ち寄った。村営の施設だったが、食堂もあり建物自体も小奇麗だった。温泉としてはともかく、マイカーであれば付近の山の帰りには良い汗流しの場になりそうである。
[道志温泉データ] 泉質:カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉
お風呂の数:内湯1・露天風呂1
区分:日帰り 入浴料金 500円
住所:山梨県南都留郡道志村7501
電話:0554-52-2384